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駑馬萬里 抗日中国紀行 金史良 安宇植訳
金 史良(キム・サリャン、1914- 1950)は、朝鮮の小説家。日本語・朝鮮語両方で創作した。「在日朝鮮人文学」の先駆。日本における彼の著作活動は、1939年から1941年までの、わずか2年間。帰国後、日本統治下における彼の集大成とも言うべき長編「太白山脈」を執筆し発表する。李朝末期の激動期、最下層民衆が太白山脈に自由の新天地を求めて戦うというこの作品は、民族主義作家としての金史良が時局の中で選択したギリギリの抵抗の所産であった。「太白山脈」は彼の日本語による最後の小説作品となった。
行動による彼の抵抗が実現したのは、1945年3月。彼の中国抗日地区への脱出は、抵抗作家たる声価をいよいよ高めたのである。その脱出路上記である『駑馬萬里』は金史良を知るためには、欠くことのできない作品である。
朝日新聞社 1972 初版 四六判
状態[B] 小口少ヤケシミ ビニカバつき 経年並みです。
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